Lyrics


『また明日』

 

見上げたら景色は あの日の雲模様

紅い空に 潤んだ目 君との季節が またここに 

 

気づいたら気持ちは 夕暮れの茜色

何もない二人だけの場所 次の季節も またここで

 

君とさよならするのは 寂しすぎるから

僕は君に 何度でも言うよ おやすみ また明日

 

 

望んではキリがなく まるで夢 おぼろ雲

叶わぬモノ数えてはまた 嫌気をさす 朝日昇る

振り返れば 胸にひび 割れてゆく 心の根

何でもあるような世界 君がほんとに欲しいモノは何?

 

君がさよならするのは 明日が見えないから?

それじゃ君に 何度も歌うよ だから聴いてよ また明日も

 

笑った顔が好きだよ ただそれが見たいだけだよ

ずっとずっと笑えるために

泣いて 泣いて 叫んで また僕の横で笑って

 

君とさよならするのは 寂しすぎるから

僕は君に 何度でも言うよ おやすみ また明日

 

 

 

 

『KNOCK ON THE DOOR』収録曲

『扉~Knock On The Door~』

 

ダラダラと過ごす日々 明日の予定は未定さ 映画でも観ようか

グルグルと季節は巡り めくるめく奇跡を期待して夢を見る


ユラユラと揺らぐ僕の意思 突けば崩れ落ちる まるでジェンガみたいだ

メラメラと静かに強く 揺れ燃える炎の命は儚い


世界は誰のもの? いつでも手に入れられる


僕にしかできないコト 君にしかなれないモノ

それは誰にだってあるはずさ 不平等な世界でも

手に入れて失うモノ 失って気づくコト

それを恐れてちゃ始まらないだろ?

Knock on the door in front of you


フワフワと浮かぶ雲見てた 『まるで君のようだね』と誰かに言われたっけ

流れてく空はただ過ぎて 同じ形には戻らないと気づく


世界は何色かい? いつでも塗り替えられる


僕にしかできないコト 君にしかなれないモノ

それは誰にだってあるはずさ 不平等な世界でも

手に入れて失うモノ 失って気づくコト

それを恐れてちゃ始まらないだろ?

Knock on the door in front of you


手を伸ばせば届きそうなくらい近くまで

新しい自分がそこにいる

ほんの少し もう一歩 あとは自分が変わりたいかどうか

それだけのことさ

You are alright will be alright

『誰もいない世界』

 

孤独を愛してるわけじゃないけど 誰だって表情伺うのかったるい

あの子が嫌いだとか好きだとか そんな不毛な話題にゃヘドが出る


ろくでもないこの世界 容赦なくぶち壊してよ


遮るな 遮るな 何もかも 燃やし尽くせ

忘れりゃいい 消え去ればいい 全て そして 誰もいない世界


頭を使うことは楽じゃない そりゃお金があるなら誰だって能天気に暮らしたい

言われたことだけこなしていても 結局評価されないんだってこれ常識さ


いつだって我が身はFREE 飽きるまで果てたいよ


遮るな 遮るな 何もかも 燃やし尽くせ

忘れりゃいい 消え去ればいい 全て そして 誰もいない世界


遮るな 遮るな 何もかも 燃やし尽くせ

忘れりゃいい 消え去ればいい 感情も 凍り尽くせ

遮るな 遮るな 存在も 破り捨てて

忘れりゃいい 消え去ればいい 全て そして 誰もいない世界

 『On Your Side』


ため息色した 雑踏の中を

触れられぬように 無心で歩く

否定されること 恐れてはまた

心閉ざして生きる なんてもう止めよう


I’m on your side 誰も君を責めやしないよ

You don't have to worry about anything 何も怖くない


泣いて泣いて 泣き疲れて眠りに落ちて

ふと目が覚めると 夢でないことに気づく

生きてくほどに 臆病になって

本当の自分を見失う それも今日で終わりだよ


I’m on your side 誰も君を責めやしないよ

You don't have to worry about anything 何も怖くない


うつむく心 街灯が照らし出す

顔のない影は表情をそっと見せた


I’m on your side 誰も君を責めやしないよ

You don't have to worry about anything 何も怖くない

Always on your side 全てが君の力になる

Show me your smile again 笑い合える場所はここにある

『長い夢』

 

どこまでも行けると思ってた まるで無邪気な子供のように

いつまでもいれると思ってた 温かく包むまどろみのように


時に人は間違いを犯して その度後悔し振り返るけど


終わりのないはずの夢から覚めた ただそれだけのことさ Nothing serious

始まることのない夢を見ては また幸せに胸を膨らませてたんだ


何もかもが変わり果てて 空の青さえも滲んで消えた

何にでもなれた世界は ためらう音も無くふっと消えた

 

時は人の心を変えて 手の届かぬ場所へと連れ去るけど


全ては儚い夢の出来事 ただそれだけのことさ Nothing serious

忙しく過ぎる日常の中で 忘れ去られるような Just one of those things

 

I was dreaming before I knew it When I woke up, she was already gone


終わりのないはずの夢から覚めた ただそれだけのことさ Nothing serious

始まることのない夢を見ては また幸せに胸を膨らませて

 

繰り返される長い夢から 抜け出せなくなっても Nothing to lose

二度とは戻れぬ永遠の夢なら 心に空いた穴を晒すこともないだろう

『遠い空のあなたへ』

 

あの日を想い 空を仰ぐ 気づけば一人で 答え合わせ

正解なんて 書いてないけど あの時の答えに 噓はないよね?

 

遠ざかるほどに 想いは強く 近づくほどに 願いは脆く

紙切れに書かれた 魔法の言葉 風に吹かれて 宙を舞う


今では 別々の道 歩いてるけど

見据えた先は 重なってて 共に歩めなくても


少しずつこぼれてく記憶の中で

少しでもその心揺らしたい

君が忘れても 僕に気づけなくても

今日という日が 笑顔で終わるように


ただただ僕は歌うよ 遠い空のあなたへ


ふと見上げれば 空は青く 気まぐれな雲 たゆたってた

僕の声すら 聞き取れない 雲は振り返ることはない


今なら 少しだけ 変われるかな?

また二人の想い すれ違って 永遠に戻らなくとも


少しずつほつれてく想いの糸を

少しでもこの声で とどめたい

君が忘れても 僕に気づけなくても

何度でも僕が 笑わせるから

 

ただただ僕は歌うよ 遠い空のあなたへ


今でも ふいに胸が 冷たくなるけど

あの一言を 伝えたくて 立ち止まらず歩いてる


少しずつこぼれてく記憶の中で

少しでもその心揺らしたい

君が忘れても 僕に気づけなくても

今日という日が 笑顔で終わるように

 

ただただ僕は歌うよ 遠い空のあなたへ

I sing because I still think of you

『INTO THE BLUE』

 

冴えない見た目 何をやっても報われない

台本にもきっと そう書いてるんだ

分かってるんだよ 僕の結末は

どこにでもある使い古されたシナリオ


迫真の演技なんて必要ない

与えられたわずかな台詞を繰り返すんだ


このままじゃだめだと 分かっててもどうすりゃ

曖昧な気持ち抱いたまま 今日も目を瞑るよ

INTO THE BLUE


いいことばかりの世の中じゃない

そんなことは百も承知なんだよ

ついてないことのほうが断然多い

なのにどうしていつも ヘコんでしまう


都合のいい誰かをうらやんで

惨めな登場人物を演じるんだ


このままじゃだめだよ?って もう子供じゃないんだ

けど相変わらずダメな僕 明日に先延ばして

INTO THE BLUE


こんな自分が嫌いなんだよと

お決まりの台詞のように言う

そんな自分がたまらなく嫌い

なのにどうしてもっと うまくやれない


このままじゃだめだよ?って 一体何度言われたろう

すぐカッとなるの許してよ 焦る気持ちと深い青

もうこのままなわけじゃない 僕にだってまだやれるんだ

あいにく今日は雨だけど 明日晴れたなら

OUT OF THE BLUE

『Keep On Rolling』

 

退屈と切り取られた空 君は人ごみの中へとどっぷり溶け込んでいったのさ

『しょうがない』ってなんて便利な言葉なんだろう そんなもの存在しない世界なら君を見失うこともない

 

バス停でガム踏んづけたのは 神様が僕に『行くな』と言ってるんだと勝手に解釈したけれど

行き先すら分からぬままこのまま待つよりは いっそのこと違うバスに乗ったほうがいい


時の流れはゆっくりと僕の熱を冷ましていくけど

胸の奥のどこかでまた叫ぶ 『自分らしく』

 

Keep On Rolling 傷だらけ A Little Pain 後悔が

僕らをつなぐ One By One 君を照らす僕でありたい

Keep On Calling 遠くとも No Reason ただ好きなんだ

君のそばへと Step By Step 歩んでゆけるそれは確かなこと


いわゆる世間一般で言う『普通』の日々を送っていた 君のことは自然と後回しにしてた

しょうもないことでケンカも増えていつしか僕らすれ違い

根拠のない仮説が君と僕のギャップを生む

 

僕の生き方は君から見たらどんな風に見える?

求められてるのは正解とかじゃなくて 『自分らしさ』


きっと転がり続ければ ありのままの僕になる

デコボコの心 削られて 1mmも偽りのない円に

希望信じてれば二人の 理想たどり着ける

僕らはいつか出会える 誰よりも素敵な笑顔になる


当たり前の暮らし 当たり前の顔をして

周りと同じことが幸せだと言い聞かせてた 昨日までの日々から転げ落ちよう


Keep On Rolling 傷だらけ A Little Pain 後悔が

僕らをつなぐ One By One 君を照らす僕でありたい

Keep On Calling 遠くとも No Reason ただ好きなんだ

君のそばへと Step By Step 歩んでゆけるそれは確かなこと

『蒼光』

 

眠れずに朝を迎えることに 少し慣れてしまった自分がいた

カーテンの隙間から伸びた光は 僕の一歩手前で途切れた


僕は何に怯えているんだろう

あとどのくらいここでこうしてるのかな

何もかも 不透明で


いつも考えているよ

だけど答えには辿り着けなくて

忘れたフリをしてみても

胸に深く刺さった欠片が 連れ戻す


何かを遠ざけるように僕は ベッドの隅 壁と向かい合った

そっと握りしめた携帯の光だけが 僕を照らしていた


僕は何を信じてきたんだろう

あの時の痛みは報われるのかな

空だって 曖昧で


いつも考えてしまうよ

答えのないこと知っていても

忘れたフリはもういいよ

忘れたいことさえ今は分からないから


二つの欠片は重なり合うことはない

互いに傷つき 磨り減って 形を変えてく

補い合うものは何一つない


I'm thinking of you every time But I don't know

君の香り 肌の温もりさえも

遠くて遠くて見えなくて

届かぬ光 欠けた心を 蝕んでく

『Sloping Road』

 

スーツケースひきずりながら ゆっくり上る坂道

近いようで遠いような もどかしい距離

僕を追い越す自転車の 背中をじっと見つめて

今僕が向かう先を そっと重ねてみた


『何もしなくても時は経つよ』 なんて 当たり前のことなのにね


Going backward little by little

気づけないまま ゆっくりと slipping away

何度も繰り返してきたんだ

でも僕は今上ってるよ 確かに


地下鉄の風は妙に 押し付けがましくて

いつでもそこにあった空は 他人行儀で


知らない駅 知らない通り ここで僕は変われるのかな


going forward step by step

気づかないほど 緩やかな sloping road

何度も振り返って見るんだ

今僕は坂を上ってると 確かめる


Going forward step by step

気づかないほど 緩やかな sloping road

何度も振り返って見るんだ

今僕は坂を上ってると that's for sure

 

open one's eyes little by little

気づけばほら 五線上の singing Bird

何度も見過ごして来たような

景色を今やっと見れた気がしたんだ

まだ途中だけれど 辿り着いた 気がしたんだ